夕登:強さのインフレ防止として、ランク分けというのもあるな。 沙樹由:アルファベットでA〜Fに振り分けるような感じですね。 夕登:Aの上にSを置く場合もあるけど、文字通り一つ上がるとランクが違うと言うことだな。 沙樹由:実際そんな壁のような物はあるのでしょうか? 夕登:相撲を例にするとあるんじゃない? 横綱と大関、関脇の間には壁があると思う。 沙樹由:でも横綱にしろ大関にしろ、その中で強さの上下はありますのに、番付の順番はともかく地位としましては同じですよね。 夕登:そこがランク分けの良さでもあると思う。どんなに強くても横綱止まりだから、数値よりもインフレは起こしにくいと思う。 沙樹由:後は表現と言うことになりますでしょうか? 夕登:「アイツは伝説のランクAだ!」とか「正真正銘のランクA」とか「人類初のランクA」なんて付ければ、強そうに思えないか? 沙樹由:ランクとしましてはAのままですが、特別感はありますよね。